財団法人 美濃白川クオーレの里財団 
事 業 計 画 書

 

 

財団法人 美濃白川クオーレの里財団

事 業 計 画 書


平成18年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)


1.事業実施方針

 近年の三位一体改革による地方分権の流れは、自治体の行財政改革を促し、民間力の活用を誘発するなど、公益法人にとっては極めて厳しい状況を生み出している。白川町に於いては加茂郡・美濃加茂市合併協議会の破綻をうけ、単独での行政運営を維持するため、行政改革プランを策定し、自立のための組織改革を実施した。これに伴い、財団でも独立採算・健全経営の確立は急務であり、行政同様、経営の合理化及び経営体制の見直しを図ることを目指し今年度は以下の事業を実施する。

1)運営組織の改革について(株式会社設立と財団法人の解散)

 公務の民間開放を目的とした「指定管理者制度」導入に伴い、本年度より当財団は、白川町の指定管理者として「クオーレふれあいの里」の管理・運営にあたる。併せて、中長期的な将来展望の下、本年度の組織・経営改革の柱として、独立採算性を重視して年度内において現在の財団法人運営から株式会社(新設)の運営に移行することを目指す。

2)施設の運営に係る取り組みについて

@リニューアル構想の策定(大正河原キャンプ場)

 現在の大正河原キャンプ場が抱える問題点として以下のものが掲げられる。
・築年数20〜30年を経た施設の老朽化によるイメージの遜色
・利用者のトイレ(くみ取り式)に対する敬遠(臭い・害虫の発生など)
・煩雑な施設配置に伴う利用者の導線の悪さ
・場内の雨水処理が未整備のため降雨時にはサイトへの浸水が見受けられる   など
 上記の事項を踏まえ、キャンプ場内における新たな導線計画を基本に、利用者の利便性、業務の簡素化などを考えた、場内施設のリニューアル構想を策定する。

□リニューアル構想の概要

 ・場内管理棟の新設(レンタル受付・倉庫・休憩室)
 ・サニタリー棟の新設(シャワー・炊事場・給湯・トイレ・コインランドリー)
 ・サイト内の区画整備(フリーサイト・オートサイト・デイキャンプサイトの区分け)
 ・宿泊施設のリニューアル(施設の増築・改築)   ほか、配電・給排水整備など

Aさかなワクワク公園の運営

 昨年度の「さかなワクワク公園」の運営は、それまでに比べて若干良好な収支状況ではあったが、それでも当初目標とした入場者数及び売上額を満たすことは出来なかった。 こうした状況を踏まえ、本年度は施設の集客力向上に以下の事業を以て取り組む。
・一過性より長期滞在を目指した施設づくりのため、中州の花畑・散策路の整備、内河川の護岸補修による景観整備など
・利用者の消費拡大を図るため、地元での調達が可能な川魚メニューを確立する。前年度の「なまずの養殖」に加え、本年度は「カジカの養殖」に取り組み、新たな観光資源の創出を目指したい。

B多彩なイベントの開催

 施設の公益的な役割とPRを担う当財団のイベントは、本年度に於いては町制50周年を祝した事業の一環として開催する。なお、このメインイベントは「白川町制50周年記念 クオーレの里 伍代夏子ステージショー(仮称)」とし、5月5日に開催を予定する。また、前年度より取り組みを始めた、低予算な手作りイベントを本年度も継続的に開催することや、都市部の小学生を対象とした、サマーキャンプの実施など新たな事業にも取り組むこととする。

3)社員教育等人材の育成について

 接客業に携わる職員の接遇研修や、各種研修会への職員参加などを実施し、職員の就労意識や自己啓発の向上を図る。これに伴い施設の清掃を通した職員の美化意識の向上のため、新たな勤労システムの導入や研修会の開催を図る。

4)危機管理体制の確立

 近年、台風や集中豪雨、大地震など国内外で甚大な被害をもたらす災害が頻発しており、施設管理者としては、絶えずこうした状況と隣り合わせにあるという意識のもとに自らを置かなければならない。よって万が一にそなえた、施設の防災設備点検、緊急避難具の補充、緊急時のマニュアル策定など、職員の防災意識を日頃から高める施策を実施する。また、防災だけでなく、施設・遊具の点検修理などを定期的に実施し、来場者が安心して過ごせる環境を整備・提供することを目指したい。

 これまでのクオーレふれあいの里は、公益上の観点から白川町のセントラルパークとして位置付けられ、ついては観光施策の核としての活動を求められてきた。しかし経営の自立が叫ばれる今日、財団は町の補助団体という立場からからの脱却を早急に確立する必要性が求められている。そのための、大幅な経費の削減による経営の効率化、施設整備や新メニュー開発による集客率の増加など、職員一同が一丸となった組織改革に尽力しなければならない。


2.事業の概要

1.町及び町観光協会から委託を受けた、クオーレふれあいの里の管理・運営

2.観光宣伝及び観光客誘致に関するイベントの実施

3.観光資源の調査、開発、研究及び保護

4.観光に関する調査並びに情報収集及び提供

5.観光に関する刊行物、パンフレットの発行

6.特産物の発掘、製造直売

7.その他観光開発に資する事業

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